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このページは、酵素温浴自然療法太陽健康会.のホームページです

埼玉美里町に日希山荘オープン

 

ライフ・ヒーリング&ライフ・クリエーション

太陽健康会.  1996年創設

 

 

 

 

 

 

酵素温浴 気功&ヨガ 整体法その他の指導内容 料金 アクセス 山岡鉄舟+山荘

 

会報特集 養生の必要性 ②健康とは何だろう ③枇杷の葉療法 ④松葉酒 ⑤クコ ⑥桑

 

202211月、日希山荘オープンです。(合宿型民泊、別称・養生大学)

場所--埼玉県児玉郡美里町円良田 詳しくは山岡鉄舟の部で

1階は玄関、台所、トイレ、広間、管理人室で2階はシャワー室、寝室(休憩室)です。広間は25畳ほどの板間で天井高く広々とした空間です。山荘の周りは竹林です。ヨーガ、気功、ダンス、武術等の合宿に、御家族友人と一人でもOKです。ファスティングもできます。基本的に金土日営業。

 

太陽健康会.は「そこに立ち寄る人々がくつろいで過ごし、休息し、癒し、自分のからだと向きあい、自分で出来ることを学べる場」であり、「からだの自然を取り戻すオアシス(地湧)、自分を磨く道の場(天湧)、共生・調和・循環の理を実践する人の交流の場 (人湧)」である。その提唱することは「自然健康道」であり、からだの自然を育むということ。からだ本来の智慧に学び、感受性をひろげる、からだを研ぎ澄まし、からだからの声を聞くことを通して人は本質に気づく。明るい未来を拓く原動力にもなる。からだは宇宙のメッセージである。  

基本姿勢: 身体から学ぶ-身心を育む-健康自立・自律

                      

<太陽健康会.が提唱する健康の要諦>   

其の一・最良の名医、最良の妙薬は自分の内にある

其の二・体の裡の力を育て、体に任せる

其の三・自然に従う  

其の四・とらわれない・ゆだねる・ゆるす

其の五・合理的に身体を運用する 

其の六・心身の統一 

其の七・空腹を味わい、少食を楽しむ

其の八・言葉・コミュニケーションを大切に

其の九・ラブ・メーキング

其の十・生命環境を守る 

                   

  

当会は「養生」ということを伝えている。江戸時代の儒学者、貝原益軒の養生訓は有名である。養生とは、天地自然への畏敬であり、そこから「慎み」「惜しむ」という基本姿勢が生まれる。なぜ養生なのか。益軒は真の楽しみ、真の幸福を得るためであるという。つまり養生とは単に病気を防ぎ治し長生きするというのではなく、人生を積極的に楽しむための生き方そのものであった。自分のからだは自分で責任を持つという信念に立脚し、からだの自然を信じ、呼吸や運動で気を巡らし、食や性を慎み、医薬をみだらに頼らず、病気になる前に用心し、病になっても憂えず、医薬をよく選び、そして老年に至って真の楽しみを楽しむ。養生とはこうした日常の生活態度、心のケア、子育て、病気との付き合い方や老年を豊かに生きる指針などを含んだ人間学である。現代風にいえば、予防医学、ホリスティック医学、心身医学にも通じるものである。

()ホリスティック医学の定義 

ホリスティック(全的)な健康観に立脚する--人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。

自然治癒力を癒しの原点におく--生命が本来自らのものとして持っている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。

患者がみずからを癒し、治療者は援助する--病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。治療よりも「養生」が、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。 

さまざまな治療法を総合的に組み合わせる--西洋医学の利点を活かしながら、日本をはじめ、中国、インドなど、各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、食餌療法、運動療法、民間療法などの種々の療法を総合的、体系的に組み合わせて、最も適切な治療を行う。無理のない、できれば最小限ですむ、できるだけシンプルなやり方の方がよい場合が多い。 

病への気づきから自己実現へ--病気を自分への警告と捉え、人生のプロセスの中で、病気を「気づき」の契機として、より高い自己成長・自己表現を目指していく。

 

 

■養生の必要性

養生とは、生命の働きを信頼し、その力を十全に発揮できるように、身心を育み、生活(食・性・環境・生き方等)を整えることです』

日本は世界でも最も平和の国といわれます。いまだに戦争を繰り返している国や貧困の国にとっては、日本の現状の健康を追い求めるという発想自体はないはずです。江戸時代中期以降の幕府安定後、庶民においても養生ということに関心を持たれるようになりました。平和になり生活も豊かになったからこそ、今のように健康がクローズアップされているのです。それは裏返せば健康不安が増大しているということです。生活が豊かになったとしても、人間としての悩みや苦しみは減ることはありません。これは人間の業といえるものです。仏教では思うようにならないことの根本の苦として「生病老死」、それに加えて「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」があり、合わせて「四苦八苦」と呼んでいます。人間が悩み苦しむ原因は千年前も今も殆ど変わりありません。

20世紀になり科学技術の大きな進歩は私たちの生活に物質的な豊かさと便利さをもたらしました。21世紀に入りその行き先は資源の枯渇と環境破壊、そして地球そのものの危機を感じさせます。自然破壊・環境破壊(人間のエゴ)による異常気象、異常現象、核保有による戦争や事故の潜在的脅威、公害物質、薬品による生体汚染など、人類を含め地球生態系が大きく乱れています。いまだに飢餓や差別や戦争がこの地球上で起こっていますし、なくなることはないのでしょう。サイババがいうが如く、「あなたのこころの中の争いをやめること」の方が大切かと思います。「心=こころ」とは今ココに定まらないで、コロコロと動いて止まないものです。そのこころを統制して安定をはかることは、すべてを解決する道です。江戸期の養生訓(貝原益軒)には「畏れる、忍ぶ、慎む」がキーワードとして出てきますが、現代人には一番かけている要素かもしれません。

日本では自殺者は年間3万人以上です。病院は大盛況で患者は減ることはありません。巷では様々な情報が溢れていて、それに踊らされている人が大勢です。平和ボケして危機感が薄いため、いざという時の判断力が欠如しているようです。大地震や津波、火山噴火などの自然現象だけでなく、個人の体についても然り。大病をしてから、何気ない日常生活の健やかさの大切さに気付くのです。事が起きてから準備するのでは遅いことが多いということを知るべきです。養生とは日常の生活態度を重視し、身心を整える生活法の実践ということでもあります。科学の発達(頭脳偏重)は人間の本能的な生きる力(生命力、潜在力)を鈍らせてしまったようです。その鈍った生命力を蘇らせることが、これからの厳しい時代を生ききる術となるでしょう。

ルルドの泉(水)に奇跡があるのではなく、我が内にあるのです。こうして生きていること自体が奇跡であり、生かせていただいているというシンプルな事実に目覚めれば、外に幸福の青い鳥を求めることはなくなります。今此処に生き(生かされて生きて納得する)、そして日常の生活を如何に振舞っていくかが養生の基本です。その日頃の生きざまはそのまま死にざまとして現れるのです。至福の内に肉体を離れることが自然な死と考える「マハーサマディ」のように素晴らしい死を迎えるように準備することは、素晴らしい生を生ききることに他なりません。

戦後は今までの養生医学に替わって西洋医学が台頭しました。特に外科医療と医薬品の進歩により、「メスと薬」が現在の医療の中心になっています。健康保険制度が整備され、誰でもが安易に医療にかかれます。一方、医療費は40兆円、国の財政の半分を占める勢いです。医療への過剰な依存や過剰な医療による弊害は決して少なくはありません。成人病を生活習慣病と置き換えたのは日野原先生です。患者側の健康自覚を促す目的もありましたが、患者側の無責任体質は増大するばかりです。何でもかんでも医療、治療、薬に頼ることは養生を疎かにします。

足を丈夫にしようと思ったなら歩くことです。足を大事にしているつもりで歩かないで坐ってばかりいると、足が細くなって弱ってしまい、それが全身へと悪影響します。また現代人特有の目の酷使はまた全身へと影響します。使わなければ衰える=廃用委縮、過ぎれば疲れるは身体の法則です。体とは自覚的に丁寧に時間をかけて、つき合って行かないと変わらないものです。自分の身体の力で自分の身体の中の正常さを保つように訓練することは大切な事です。とにかく自分で何とかしなくては変わりません。他人に替わりに歩いてもらってもダメ。しかし現代人はこれと同じようなこと(代用薬依存、医療にすがる)をして束の間の安心を得ているのです。これでは最後はスパゲッティ症候群、モルモット死となるでしょう。往生したかったら無暗に医療にかからないことです。

現代は情報化社会といわれます。テレビの健康番組は不安を煽っておいてのファンを作る式で医療に頼りきりにさせるのに一役かっています。その情報に一喜一憂している人は多いでしょう。癌=死・恐怖・闘病と即認識してしまうのは完全に洗脳されています。これでは内在治癒力が充分に発揮されません。考え様によっては癌は結構な病気なのです。正しい判断力は日頃の養生で培われ、生活及び心のあり方を正していくことが肝要です。

現代生活は昔と異なり健康問題にはいくつかの特徴があります。(自然治癒力講義より) 歩かなくなった 衛生的になり過ぎた しゃがまなくなった 重いものを持ち運ばなくなった 光を直接見るようになった(パソコン、テレビ、スマホ、ゲーム) 息を合わせられなくなった 単純労働を厭うようになった 噛まずに食べる 祈りなき生活 家族団欒がなくなった 薬信仰、医療信仰 情報過多 洗脳社会 消費促進社会 スポーツの弊害 化学物質の氾濫 言葉を交わす・コミュニケーション不足 食生活の欧米化と乱れ 病院での不自然なお産(出産・育児期は健康の築基)等です。これらの事項を参考にして健康生活の設計を考えていただきたいと思います。

当会では自然なお産〈自宅出産〉を奨めています。母子の健康、幸せはここで決まるくらい重要です。病院では自然なお産はあり得ません。お産は女性が自分のからだと向き合う最も重要な契機となるような経験です。多くの女性は病院に「おまかせ」で子どもを産むことに何の疑問を抱いていません。自分のからだについて何も考えないままでいると不必要な医療介入も黙って受け入れてしまいます。母親が自然に分娩し、臍の緒がついたまま赤ちゃんをすぐ胸に抱いて自分の心音を聞かせたり、語りかけたり愛撫したり、母乳で愛情深く育てること、これを世界中の母親が実行できたら、この地球上から戦争なんかなくなってしまう、といった人がいます。育児というのは受胎と同時に始まるものですが、お産ということは、お互いが心地の良い(氣の交流)交合をするということから始まります。

   

                                                                                                                                   

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